合宿免許で失敗した私の体験談|後悔しないための5つの注意点
「合宿免許って安くて、短期間で取れて、ちょっとした旅行気分も味わえる」 そんな期待を持って申し込んだ合宿免許でしたが、現実は予想と大きく異なっていました。
実際に体験したのは、相部屋による気疲れ、冷たい弁当ばかりの食事、孤独感、仮免試験のプレッシャー、そして予想外の延泊など、精神的にも体力的にも消耗する日々でした。
これは当時の19歳の私の失敗を振り返る記録です。 そしてこれから合宿免許に申し込もうとしている方に向けて、「こうしておけばよかった」と思う点や注意点をまとめました。
友人のキャンセルから始まった、孤独な生活
相部屋は想像以上にストレスだった
もともとは友人と一緒に参加する予定だった合宿免許でしたが、出発直前にキャンセルされ、一人での参加に。
友達ができるかもという期待は一瞬で崩れ去り、イメージした合宿免許とは違った日々が始まりました。
宿舎のお風呂はお湯に制限あり、湯船にも浸かれない
宿舎の構造が少し特殊で、1日あたり部屋単位で”30分間分”しかお湯が使えないという仕組みになっていました。
その限られた時間を相部屋の2人で分け合う必要があり、湯船にお湯を張る余裕はありませんでした。 結局、毎日5分程度のシャワーで済ませることに。
身体を温めることもできず、緊張で常に身体がこわばっていたのを覚えています。
食事内容と周辺環境にも大きなギャップが
パンフレットの情報と実際が異なっていた
事前に確認したパンフレットには「朝食あり」「昼食弁当付き」と書かれていましたが、実際の食事内容は以下の通り
- 朝:袋入りの菓子パン1個のみ
- 昼:冷たい外注弁当(温め不可)
- 夜:コンビニ・牛丼・弁当屋しかなく、飲食店は周囲にない
「温かい食事がついている」と期待していた分、落差が大きく、 食事の時間さえ楽しみにできない日々が続きました。
周辺には何もなく、外出も不便だった
「最寄りの繁華街までバスで1時間以上」といった立地だったため、 ちょっとした外出さえ大変でした。 夜は毎晩コンビニ弁当を食べるだけで、気晴らしになるような環境ではありませんでした。
合宿というよりは、閉じられた生活をただ繰り返すような感覚に近かったです。
仮免試験でのミスが延泊と費用に直結する現実
仮免実技は「1日1回限り」で強いプレッシャーに
緊張しやすい性格の自分にとって、仮免の実技試験はとても大きな負担でした。
試験は1日1回のみ。普段の練習ではしなかったようなミスをしてしまい、結果は不合格。 それにより、予定よりも2日間の延泊を余儀なくされました。
延泊には追加料金がかかる場合もある
教習所によっては、延泊になると1泊あたり数千円〜の追加料金が発生します。
当時も、「これ以上延泊したら費用はどうなるんだろう」と不安になりました。 教習の進み具合や体調次第では、追加の支出が必要になる可能性があることも、事前に確認しておくべきだったと感じています。
合宿免許で後悔しないために|5つの大切な視点
もし今、同じ状況で合宿免許に行くとしたら
当時は勢いと金額面だけを見て申し込みましたが、 今の自分なら、もう少し冷静に合宿先を選べる自信があります。
- 宿舎や食事の環境を事前に調べる
- 教官やスケジュールの評判をチェックする
- 一人でも落ち着いて過ごせそうな場所を選ぶ
過去の経験を通じて、自分にとって重要な条件がはっきりしました。 もし再び同じような環境に行くことになったとしても、 当時よりは余裕を持って過ごせると思います。
きっと、知らない人とも少しずつ会話を交わして、自然と友人関係も築けていたかもしれません。
合宿免許は、選び方ひとつで快適にも苦痛にもなる
ここまで読んでくださった方の多くは、 「合宿免許 失敗」「後悔」「不安」といったキーワードで検索されたのではないかと思います。
この体験談が、皆さんの判断の参考になれば幸いです。